斎藤の恋愛

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《ピンポーン》 突然、深夜にインターホンがなり玄関のドアを開けて驚いた。 ―――……!!!! 「…どうしたんだ?」 玄関を開けると、大学で同じクラスの沖田総司が涙を流しながら立っていた。 「………っ。」 涙を流しながら、鼻をズビっとすする音が聞こえる。 ――ガタッ!! 「フラれちゃった…」 俺は総司に抱き付かれ、玄関に尻餅をついたような格好になり、落ち着かせようとそのままの格好で総司の背中を擦ってやった…。 ――― ――――――― まったく… 愛だの、 恋だので泣くなんて、 気がしれない。
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