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昼飯の合図を告げる鐘が鳴る。
よーし、小林さんとラブラブランチタイムだ!俺は席を立ち上がった。
「小林さ…」
「コバー!!」
俺の言葉を遮るように誰かの叫び声が聞こえる。
そちらに顔を向けると、ヤンキー3人組みが教室から顔を出していた。
小林さんのヤンキー仲間といったところだろうか。
小林さんは席を立ち、そいつらの元にのろのろ歩いていく。
「コバ、飯食おうぜー」
「おう、屋上か?」
「たまには食堂っつーのは?」
「いいねぇ~!てか帰らねぇ?」
「俺、単位やべぇ。とりあえず食堂行こうぜ!!」
キャッキャしながら小林さんを含めたヤンキー4人組みは食堂に向かっていった。
俺も食堂行くか…。
「佐藤くん、転校して2日目でしょ?俺、案内するよ。食堂」
西田黙ってろ。
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