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俺は小林さんを追い掛ける。
「小林さーん!」
小林さんを呼びとめると、小林さん達は足を止めて俺に顔を向けた。
小林さんの仲間の内の一人が、俺を指差す。イケメンを指差すな。
「あっ、噂の転校生ー!まじイケメン!」
「指差すな。小林さん、俺も一緒に食べていい?」
俺が首を傾げると、小林さんは顔を歪めて俺を見た後、ふい、と視線を逸らした。意識してる意識してるwww
「小林さん?」
「悪ィけど、西田とかと食えよ。お前なんのつもりか分かんねーけど…ぶっちゃけオレ、お前の事…まじで苦手っつか…嫌いなんだよ」
小林さんってば、俺の事嫌い過ぎてどうしようもないって感じだな!
いいぞ、もっとやれ!!
「ああ、わかった。それで小林さん、一緒に昼飯食べていい?」
「なあ、人の話聞いてたのかよ!!」
「一緒に食べていい?」
「一人で食えよ!!」
「いい?」
「頼むからどっか行ってくれよ!」
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