好意より憎悪2

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1時間目の授業中、俺は小林さんの背中をシャープペンで突つきまくっていた。 小林さんは反応なしだけども。   「佐藤くん、小林くんの事嫌いなの?いじめすぎじゃない?」   隣の西田が気安く俺に話しかけてきた。西田自重www   「君の方が嫌い」   俺が顔も向けずにそう言うと西田は頬を染める。チッ、ドMかよ…。 西田はスルーだ。   と、小林さんが俺の方に振り返ってきた。ドキ…。   「あ、さっきはごめん。今度小林さんのお母さんのゲロマズおにぎり食べたいな」   「死ね。次シャーペンでおちょくったらお前の目ん玉に鉛筆刺してやるよ」   小林さんは再び前を向く。 小林さんの頭はきっと俺でいっぱいだろうなぁ。俺が憎くて憎くて俺の事ばかり考えてるといいなぁ。   俺は再びシャープペンで小林さんの背中を突つきまくった。
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