日常

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「さらに身体が……」 フラフラと医療キャンプから出て来るアレスタ 続いてアスカも出て来る 「酷い目にあったわ……」 こちらも足元がおぼつかない様でフラフラしている 「うぅ……ごめんなさい……」 申し訳なさそうにアスカに頭を下げる 「気にしないでいいわよ」 心配させないように笑顔でアスカは答えた 「おりょ、やっと見つけた」 その二人に不意に声が掛かった 「お疲れ様アレスタさん さっきはごめんね」 にこやかにアレスタに話し掛ける女兵士 「あ……さっきの戦闘で同じチームだった……えーっと……」 アレスタは一生懸命名前を思いだそうとする 「あーっと名前覚えてないかー」 にゃはー!と笑って右手を差し出す 「私の名前はマイ よろしくね!」 「よ、よろしくお願いします!」 差し出された手を慌てて握りながら頭を下げた 「およ? こちらさんは?」 アレスタの手を離すとアスカを見て首を捻る 「アレスタの友人のアスカよ。よろしく」 組んでいた手を崩して手を差し出す 「マイです。 よっろしくー」 手を握ってぶんぶんとふりながら笑顔で答える (テンション高いわね……) 苦笑いしながらマイを見つめた するとアスカはマイのあるものに目がいった 「マイさん…… その背中に背負ってる物は何ですか?」 そう言ってマイの背中にある大きなバックを指差す 「おぉ! すっかり忘れてたよ」 そう言ってバックを地面に下ろす 「二人はどんな武器を使うんだい?」 マイはバックを開けてSVDを取り出しながら聞いた
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