日常

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「それは……スナイパーライフル?」 マイが取り出した銃を見てアレスタは聞いた 「そだよー! 正確にはSVDだね」 取り出した銃を地面に置いて、マイは再度質問をした 「で、二人はどんな銃を主に使うんだい?」 「えっと……私はまだ決まってないんです。」 「私はスナイパーライフルかな~ あの遠くからのヘッドショットはたまんないわよ………」 ニヤリと黒い笑みをこぼすアスカ 「……」 そしてそのアスカにやや引き気味なアレスタ 「おぉ!! アスカちゃんはスナかい! ちょうどよかったよ~」 そう言って立ち上がるとSVDをアスカに差し出した 「えっと……何?」 目の前に差し出されたSVDに困惑する 「あげる(´ω`)b」 「いや………なんで?」 「そのSVDね…… 通り掛かりのアフロのおじさんに貰ったんだけど、私スナ使えないから困ってたんだよ~ だからあげる」 マイは一気に話し終えると一息ついた 「ふぅ…… あ!要らないなら無理して貰うこと無いよ?」 何も反応しないアスカに焦ってマイは付け加える 「いえ……ありがたく使わせてもらうわ。 ありがとう。」 そう言うとアスカはマイからSVDを受け取ると、大事そうに撫でた 「スナイパーライフルって結構ゴツいんですね」 SVDをまじまじと見ながらアレスタは呟く 「そだねー ま、私はアサルト派だからそんなに興味無いけどね~」 マイさ興味なさげに話しながら何気なく腕時計で時間を確認すると、「おっと」と言ってアレスタ達に向き直った 「私これから用事があるからもう行くね。 バイバーイ!」 早口にそう言ってアレスタ達から小走りに去っていくマイ その背中に二人はそれぞれ声を掛けてマイと別れた 「良い人でしたね」 マイが去った後にアレスタが呟くと 「そうね。 テンション高いけど」 アスカはSVDをバックに入れて担ぎながら返事をする 「さぁ~てと!帰りますか」 「そうですね」 アスカは伸びをしてから歩き出し、アレスタは頷いてその横を歩き出した
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