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この頃になると過保護なわたしの親でもすっかり公認になり,泊まりの許可もかんたんにおりるようになってきていた。
週末など時間があれば泊まりがけで遊んでいた。
家でのデートばかりだったけれど。
広司もバイトを始め,そちらの都合も少しはあったかもしれない。
秋も深まる頃になると,広司の部活も定期演奏会に向けて忙しくなってくる。
べったりだったのから少し離れる時間も増えていく。
やはり少しさみしい。
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