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…体育館…
翔太視点
体育館に着くと、バンバン、キュッキュッとボールとバッシュの音が響いてた
なんか観客多いなυ
智「あ!優ちゃ~~ん!!」
ニコニコと優紀に手を振る智喜。
練習中に関わらず、智喜の声を聞くと優紀も手を振り返してた
今回の大会はトーナメント方式
負けたら即終わりだ
がんばれ、優紀…
ピーッ
笛が鳴り、選手は練習を止めて作戦会議をする
優紀のあんなに真面目な顔、見たことないよ
それくらい彼は真剣だった
…かず視点…
ユニフォームを着てる優紀を見るのは初めてだった
高い背にすらっと伸びた手足
スタイルいいなぁ…
ピーッ
1回戦目が始まる
ジャンプボールはもちろん優紀
そして上手くボールを打つとそのまま走っていった
……上手い
敵のディフェンスを華麗にかわしながら、味方とパスをつないでいく
観客の声援が大きくなった
優紀がシュートを決めた
そのままチームが点を重ね、うちの高校が勝利した
メンバーと笑顔で話しながら、ベンチへ戻る優紀。
ぶっちゃけ可愛かった
2回戦目まで時間があるから休憩してる
そのとき、僕らの隣に座っていた男子2人が話し出した
「やっぱり相原すごいな~」
「な。さすが特待生なだけあるな」
へ?その言葉に他の3人も反応した
宮「あの…優紀って特待生なんですか?」
「そうだよ。小学生からバスケやってて、中学のときもめっちゃ上手かったんだ。」
「地元の地域のバスケやってる小中学生で相原のこと知らないやつはいないと思うよ」
横「ありがとう。優紀ってすごい人なんだね」
旬「特待生かぁ…すごいなあ」
そのあと2回戦が始まって
これもうちの高校が勝った
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