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そしてお昼休み
天気がいいので、外で食べることに
旬「優紀、お疲れ~。はい、お弁当。食堂の方が作ってくれたんだ」
優「ほんと?やったぁ☆いただきま~す」
ぱくぱくと美味しそうに頬張る優紀は、なんか小動物みたい
横「それはそうと優紀。特待生だったんだね。さっき男子が言ってたの聞いてさ」
翔太が話を切り出した
優「そうだよ。あれ、言わなかったっけ-?」
へらへらしてる
宮「聞いてませんでしたよ。でも確かに、バスケとっても上手いです」
智「優ちゃんかっこよかったよ^^」
優「ありがとっ☆僕さぁ、小学生からバスケ一本だったんだ。
だから受験のとき、特待生の話がきたときはすごく嬉しかった。
こんな全国レベルの高校でバスケができるなんて、思ってなかったからね」
だから勉強も頑張らないといけないんだよね、そう言って恥ずかしそうに笑った
宮「大丈夫ですよ。勉強は私が教えますから^^バスケ頑張ってください」
横旬智「僕らも応援するよ!」
優「みんなありがとう♪よし、後半も頑張るぞ!」
その言葉に4人は自然に笑顔になる
後半戦が始まった
準々決勝、準決勝と勝ち進んだ
試合に勝って、仲間から髪をくしゃくしゃにされる度に見せる笑顔…
あぁ、好きだな なんて
そして決勝戦
相手も全国レベルの高校らしい
けれど、戦い方は変わらなかった
優紀を中心にパスを進め、得点を加算していく
うちの高校はシュートの決定率が高く、どんどん差を広げていった
そして、優紀は誰よりも輝いていた
ピーッ
試合終了の合図
うちの高校の優勝が決まった
チームメイトと抱き合いながら喜びを分かち合っている
おめでとう
試合が終わり、寮にもどった
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