明恵と真司

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頬から始まりまもなく二人は唇を合わせていた。真司はカレーの味がした。 そのまま明恵は眠りに落ちた… 目を覚ますと真司が横たわっていた。真司は眠そうではないので意外、事実眠らなかったと真司は言ったが明恵は驚かなかった。 今朝九時に自分が目を覚ましたのを思い出す。いつも目を覚ますと自分がどこにいるのか、一分程かかった。 どうやって眠りについたか?等、一瞬考えた。しかし二度目の今の目覚めは完全に違っていた。 目をあけた瞬間に自分が何処にいるのかもわかった。 真司が横にいる…“ソーッ”と真司の手に触った。
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