女子大生 明恵

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閉店を向かえた店内で明恵はママに店を辞めると伝えた。ママとしても短大生で勉学と水商売のバイトを両立してやっている明恵を心配しないはずはなくいきなり一人で切り盛りしないといけない事になるのだが別段理由も聞くもこともなく快く 「今までありがとう。助かったよ」 と、声をかけた。 最後の店の後かたずけを済ませやわらかい照明と今まで幾度となく触ってきたボトル、カウンターを背に店を後にした。
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