女子大生 明恵

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綺麗なネオンが人が行き交う大通りをキラキラと照らしている。その光を背にした裏通りにある店を出た明恵は薄暗い少し淋しい飲屋街を歩く。 ネオンのきらびやかな灯りではなく古びた看板の灯りと月の灯りを浴び明恵は… 店を辞めた事 実は短大も辞めた事 これから先の事 を考えていた。しかしそういった境遇の中でもあまり深刻に考えた事はなかった。最低限の生活は出来る… 何よりもそう… あの人がいるのだから…
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