女子大生 明恵

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薄暗い路地を抜け幹線道路へ突き当たり左にある小さなコンビニに目をやる明恵。 コンビニの駐車場には数台の車が停まっているがすぐに明恵の目は一台の車を捕らえていた。 その車は他の停まっている周りの車とは違い古臭く車に興味のない明恵にも この車イコールあの男(人) という条件反射的な物を持っていた。明恵はその車に走って近づく訳でも満面な笑みを出す訳でもなく至って普通の表情、感情で向かって行くのだった。
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