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次の日、あたしはまた早起きをして駅へ向かった。
お母さんが不思議そうな顔をしている。無理もないよね。寝坊をするのが得意って感じのあたしなのにこんなに朝早く家を出てるんだから。
恋ってすごいなぁ。恋のためだけにここまでできるなんて。
そして、駅のホームでまたあたしは光輝くんを待った。
こうして駅のホームにいると何かおもしろいなぁ。いつもあたしは急いで電車に飛び込んでるから、こうやって駅のホームに落ち着いているのは初めて。
座っている人もいれば、あたしみたいに急いで電車に飛び込んでいる人もいる。
そんなことを考えていると、あの光輝くんの姿が見えた。
あたしは光輝くんのところへ行った。
あ「おはようございます♪」
光「えっと…」
光輝くんがあたしを思い出そうとしている。
あ「あすかです♪」
光「ああ、あすかね。」
なんか名前呼ばれるとすごく嬉しい。
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