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それから約2週間。
高校にも慣れてきて、友達もたくさん出来てきた。
結局、あの時の学ランくんには一度も会ってない。
そう簡単に会えるはずがない。
何回か学ランを来た人を見かけていた。
でも、全て違う人で何回も肩を落とした。
結構時間が経っているため、もう諦めかけていた。
さすがにもう会えないな…
そんなことを思いながらぼーっと電車を待っていると、学ラン姿が目に入った。
また別の人かなと半分諦めながらも確認してみると…
「あっ…!」
なんと、まさかのあの白馬に乗った王子様のようなイケメンの学ランくんだった。
今がチャンスだと思い、あたしは思い切って話しかけた。
「あ、あの!」
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