物語は突然に

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女性は相変わらず笑っていた。 なんか、少年の自分を見る目が小学生を見るような目だったのが気にはなったが……細く小さな足を軽やかに動かす。 「やっと、見つけたぞ。本命を」 少女もとい女性は、ステップし出しそうなくらい機嫌よく、当初の目的の八代高校へと足を向けた。
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