◆自由VS支配 最強の定義◆

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「《集結する槍(コレクション・ランス)!!》」 マイクの周りに槍が出現し、標的に向かい急加速した。 しかし、マイクはヨーヨーを操り止め処なく襲い来る槍を全て叩き落としていく。 「《審判の斧(ジャッジメント・アックス)》!!」 アミルダは背にある刃物の翼の形状を人の手のように変えた。 その刃物で構成された巨大な両手が握るのは10メートルはあるであろう超巨大な斧! それを槍を叩き落とし続けているマイクに向けて振り下ろす! 「……チッ」 アミルダの耳にマイクの舌打ちが聞こえる。 やはり、これほどの技なら流石のマイクも普通には受けきれないのだろう。 両手のヨーヨーを操りながらもマイクが右足で地面を踏む。 すると、マイクの左右の地面が機械化し、瞬時に巨大な機械の両手が構成された。 アミルダの斧が機械の両手に受け止められる。 「まさしくなんでもアリ……ならこれならどうですか!?」 アミルダは斧を握っていた手の刃物を全てバラバラにし宙に漂わせた。
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