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「属性具現!!」
翼を朱い炎で強化し高速で離れた茜。
直後!!
「!!」
置いてきた爆弾が耳をつんざく轟音と共に大爆発を起こし、それは半径20メートルを容易く飲み込む凄まじさ。
勿論、それは広場まで届き先程の流星群の比ではない程の威力。
爆風で茜は吹き飛ばされたが、なんとか体制を整え翼を動かし滞空する。
「痛っ!」
真下からバタフライナイフが飛んできて、すぐにかわそうとするが左頬をかすった。
「んだよ、巻き込んだ仕返し?」
しかめっ面をしそう呟きながら真下を見ると、息を切らしたボロボロのアミルダが上を指差していた。
「!?」
上を見た刹那、反射的に体を横に反らしマイクのかかと落としを紙一重でかわす。
かわした直後にマイクが両手のヨーヨーを発射した!
茜はすぐさま両手の鎖鎌を振りヨーヨーを弾く。
「クク……」
「うっ!?」
ヨーヨーを弾いた茜の隙を突き、足裏からバーナーを噴射させ加速したマイクの膝蹴りを腹部に受けてしまう。
茜は吹っ飛ばされるが、すぐに体制を整えた。
前方には屈んでいるマイク!
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