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「!?」
マイクが体を動かし張り付く氷を振り払う。
そして、マイクは横に跳び斬撃を回避されてしまった。
やはり、凍らなかった。
機械を凍らしたところで意味がないのだろう。
「いい加減にしてよ、もう! 属性具現!」
茜は走り出しマイクに接近する。
しかし、マイクは構えようとはせず、あらぬ方向に左手を向けた。
そして、次にその左手が茜に向いた瞬間!
「っ!?」
茜は物凄いスピードで走ってきた車に轢かれそのまま近くのビルに突っ込む。
近くにあった車をマイクが操作したのだろう。
車も機械というカテゴリーに入っている。
「はあぁぁ!!」
いつの間にか接近していたアミルダがマイクの背後から斧を振り上げる。
「…………」
しかし、マイクの振り返った勢いを乗せバーナーにより加速した蹴りがアミルダの腹部を捉える。
「がっは!!」
アミルダも茜と同じビルに吹っ飛ばされた。
「《時速200キロ・カーアカック》」
マイクが近くの車に右手を向け、それを急発進させる。
車は猛加速しアミルダと茜がいる場所に車が突っ込んだ。
そして、車が爆発を起こす!
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