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「アアアァァァ!!」
「うわあぁ!!」
異形と化した人間が、転んだフリーナイトの男性に向けて拳を振り上げる。
そして、振り下ろした瞬間!
「!!」
とてつもない衝撃音と共に化け物のパンチが地面に巨大なクレーターを作る!
フリーナイトの男性は辛うじて避けたみたいだがビビってしまって動けない。
「フィスタ……あなたは禁忌を犯した!!」
アミルダはそう叫ぶ。
あの化け物達は既に人間の魂がない。
複数の武器猫に負け暴走してしまっている。
「あなたが地下でやっていたのはこれだったんですね」
「私の尊敬する神童博士はイアスを失敗作と言ったが、私はそうは思わない。素晴らしいではないか、何倍にも膨れ上がる肉体強化!! 如何に暴走していようとマイクに作らせた制御チップで操ればこれほど頼もしい武力はない!!」
「くっ!!」
茜はすぐさまフリーナイト達を助けに走る。
残されたアミルダはフィスタを睨み続けている。
「君にも話したことがあるだろう? 私は完全なる武力を持って世界を統率すると。見たまえ……
これが支配の力だ!!!!」
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