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ビルの外部にある非常階段を駆け下りる煉達!
一番下まで到達した瞬間に、数人のセイバーナイトが襲い掛かる!
「ここは私達に任せろ!」
信者達が武器猫から各々の武器を具現化すると、勇敢にセイバーナイトに立ち向かう!
しかし、そんな時だ。
襲い掛かってきた数人のセイバーナイトが所持していた武器が突然全て消えた。
「あ、あれ?」
「ぶ、武器が……」
「あ! あいつを見ろ!」
セイバーナイトの一人が指差した場所。
大通りの真ん中の車線の上に体中に電気を纏ったルイがいた。
その虹色の瞳が見つめるのは両手に抱えた武器猫達。
ルイは《雷》を発動し、光の速さでセイバーナイトから武器猫を奪ったのだ。
「信者達さん、この子達をお願いします」
「お、おう!」
目を疑う程のルイの強さに驚いていたゴッドナイトの信者達は、急いでルイが抱えている武器猫の武器としての魂だけを消滅にかかる。
驚いていたのは信者達だけでなく、そのルイの兄である煉もだ。
「す、すごいね……」
「足手まといにならないでね、お兄ちゃん」
煉とルイ、そして信者達は逃げ惑う一般人を掻き分けながらベースシグレータへと向かう!
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