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「泰陽が敵を引きつけてくれたおかげ?」
里奈チームは既にベースシグレータの真上にあるホテルに近づいていた。
前方にある交差点を右に曲がればホテルは目の前!
ここまで一人もセイバーナイトと遭遇することなく来れた!
「よし、このまま行ける!」
里奈がそう確信した時だ!
曲がろうとした交差点の右からこちらの十倍はいるであろうセイバーナイトの軍勢!
「そう簡単には通してもらえないようだ!」
信者の一人がそう言いながら剣をかまえる。
「私達が道を開く! 小娘は隙が出来たらベースシグレータへと向かえ!」
「うん、ありがとう!」
「うおおおぉぉ!!」
「ぜあああぁぁ!!」
ぶつかり合う信者達とセイバーナイト!
多勢に無勢と言っても過言ではないこの状況、信者達と里奈はあっという間に囲まれた!
「属性具現 《朱》」
里奈は《朱》を発動し朱く燃え上がる炎の翼を背に生やす!
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