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一方、ホテルの入り口で待機するセイバーナイトの軍勢。
客は既に避難済み。
勿論理由はダークナイトが攻めてきた為とフィスタは言ってある。
「…………」
セイバーナイト達は武器を構え険しい表情で身構えている。
すぐ近くで、支部を任されていたジルが少女と戦っているらしい。
そのため、セイバーナイト達はすぐそこまでダークナイトが迫っていると考え緊張している。
その時だ!
「うおぉぉぉ!!」
左の駐車場の方から茶髪の少年と金髪の男性が宗教団体を引き連れ向かってくる!
「来たぞ!」
「迎え撃てぇ!」
セイバーナイトで銃火器を持つ者はすぐさま銃口を少年達に向ける。
「撃てぇ!!」
そして、一斉発射!!
同時に放たれた無数の銃弾が少年達を捉え……
「は?」
「なに!?」
すり抜けた!
銃弾が少年達をすり抜けたのだ!
まるでそこにあるのは映像だったとでも言いたげに銃弾は少年達を通り抜ける!
と同時にホテルの五階にある部屋の一つが大爆発を起こした!
少年達の映像も消えている!
「な、なにが起こっているんだぁ!?」
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