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「!?」
「無駄ぁ!!」
針の突き出ようとする力に押し負け吹き飛ばされた里奈。
上手く受け身を取り隙を作らず着地できたが、その表情は険しい。
「《蒼》の炎じゃ威力は上がらない……どうすれば……」
困惑する里奈。
しかし、ジルに対して攻撃できないということはない。
そう、里奈には卯化がある。
すぐにでも卯化を使ってあのジルのどや顔を蹴り飛ばしたい里奈だが、こんな所で体力を消耗する訳にはいかない。
はやる気持ちを抑え、卯化を使うという選択肢は絶対に選んではいけないんだと自分に言い聞かせる。
「ハ! 余りに雑魚過ぎてつまんねぇよ」
反論する
→ 無視する
卯化発動
「ハンデとしてアタイは左手だけであんたをぶっ殺してやるよ」
→ 反論する
無視する
卯化発動
「それはちょっとあたしを見くびり過ぎなんじゃない?」
「雑魚が何言っちゃってんの? 大体あんた、実力どころかスタイルも雑魚じゃない?」
反論する
無視する
→ 卯化発動!!!!
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