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「皆、下へ降りるぞ!」
「はい、ファザー!! ってうおぉぉぉ!?」
穴を見た信者が驚きの声を上げる!
何故なら穴が燃えているからだ!
「火事!? 消火器だ、早く!」
セインの指示で近くに設置してあった消火器を手に取る信者の一人。
泰陽の熱線で床に火が着いてしまったのだろう、信者はすぐに消火器で火を消しにかかる。
その間に、セインはセイバーナイトを光の速度で蹴り飛ばし、敵を巻き込んだ。
「恐らく下も同じ筈だ! お前は先に行って火を消して行ってくれ!」
「了解、ファザー!」
火を消した信者が下の階へと飛び降りる!
このまま火事を放っておき、基地を焼失させることも考えたがそれだと逃げ遅れたセイバーナイトが死んでしまう恐れがある。
犠牲を覚悟で煉は奇襲という選択肢を選んだが、セインはなるべく犠牲を出したくないのが本音。
「そろそろ行くぞ!」
まずはセインが穴に飛び込み、そして、次にセイバーナイトの攻撃をなんとかやり過ごした信者達が穴に飛び込む!
四階に着地したセイン達は目の前にある穴へと飛び込みすぐに進んだ。
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