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こちらの数は十数人、敵の数は前方からの百を超える兵と後方からの五十近くの兵!
セイン達はすぐに泰陽の元へと集まった。
「ちょ、セインさんがこっち来たら俺の属性に巻き込まれるじゃん!」
「目の前のドアからいきなり出てこられたら反射的に退くのは当たり前だろう!!」
慌てている間にもセイバーナイトは走ってきている!
「くそ! しょうがねぇ、まずは敵の数を減らさねーと!!」
「出来れば回避したい戦闘だがな!」
泰陽とセイン及び信者達は二手に分かれ身構える。
「来るがいい! 我の力を見せてやろう!!」
セインは後方から襲い来るセイバーナイトに向かってそう言い放った。
しかし、またもや理解不能な事態が起こる!
なんと、後方から襲いかかってきたセイバーナイト達はセイン達を迂回し、前方から襲い来るセイバーナイトと戦い始めたのだ!
「は? 仲間割れ?」
「う……ぬ?」
セイバーナイト同士で戦い始めエントランスホールは戦場と化す!
「貴様らぁ、何故裏切る!」
「うるせぇ、俺らはもう支配なんかされねぇ!」
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