3355人が本棚に入れています
本棚に追加
「もっと詳しく」
「え?」
「あなた達の計画についてもっと詳しく教えて下さい」
起きてしまった騒動はもうどうしようもない。
そう開き直ったような感じでアミルダはそう言った。
セイン達も戦いに参加し、敵を止めている間、泰陽は出来る限り細かくこれからの行動を話す。
とにかくダークナイトとの決戦の為、セイバーナイトとの戦闘はなるべく回避すること。
四チームに分かれていること。
施設を破壊した後、誰かが孝地に連絡しヘリを屋上に置いて貰う。
そして生き残りヘリに辿り着いた者達で本拠地へと向かうこと。
「改めてムチャクチャな作戦ですね」
泰陽達の作戦を聞いたアミルダの呆れた第一声。
「分かりました。ならここの破壊は私達が引き受けます。あなた達はこのまま屋上に向かって下さい」
「な、人のこと言えねぇじゃねぇか! そんな無茶なこと頼めるかよ!」
「私はいいんです、強いから。あなた達はダメなんです、子供だから」
「理由になってねぇよ!」
最初のコメントを投稿しよう!