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「……分かった。アミルダさんを信じてここを任せる」
「それが一番です」
アミルダは立ち上がると両目の瞳の色が銀色へと変わる。
「セインさん、ゴッドナイトの人達、煉達が来るまで屋上に向かってヘリを守ろう!!」
「了解した! 我らもすぐに向かう! 先に行ってるんだ!」
「分かった!」
泰陽は走り出し階段へと向かう。
エレベーターは途中で止められたり待ち伏せされたら面倒なことになる、それを考慮して階段を選んだのだ。
泰陽は階段を上がる前に振り返り、アミルダを見る。
アミルダは泰陽に右手を向け親指を上げた、まるで任せろとでも言わんばかりに。
そして敵の方のセイバーナイトへと向かって行った。
「頼んだ、アミルダさん!!」
泰陽はすぐさま階段を駆け上がり始める!
駆け上がりながらも携帯を取り出し、まずは煉に電話をかけた。
どうやら、すぐに出てくれたようだ。
『もしもし、泰陽!?』
「無事か!? 今どこにいる!?」
『もうホテルに着くよ! 泰陽は!?』
「もう着いてるぜ、作戦変更があるからしっかり聞いてくれよ!」
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