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ガルタゴはよれよれと杖をつきながら三人を部屋に入れた。
「ッふ…エリベル。」
金髪で長身のハンサムの男に戻り、三人にアレンゼェルグについて説明した。
「君達はあのお化け屋敷に行くのかい?腐りきった廃墟なんかに行かない方が身のためだよ」
「しっかし…しかし、アイゼンガルドが何するか黙ってなんかいられない!で、俺の内なる心に炎の災厄アームズ・レヴァテインが居るってことは最悪なんだよ!」
ジャックは、心を閉ざしレヴァンテインを抱いていた。
ガルタゴは、蝋燭の火を消して暗い部屋で三人を円卓に集め“ある話”を聞かせた。
「ラファエルを知っているか?私は…この…辺境の田舎に住むのは身を守るためだ!」
「なぁ?俺はさぁ…思うだけどこの短剣の柄って天使に似てるだろ?」
ウィルは、短剣を腰に忍ばせて内なる心を開いた。
ガルタゴは紅茶を用意しながらセリーヌに使い古したドレスをプレゼントした。
ガルタゴは、部屋を数週間ばか空けていたらしく腕には水ぶくれのような刀傷が痛々しく残っていた。
コンコン コンコン
コンコン コンコン
四回扉を叩く音がしてジャックは、抜刀の構えをした。
「ラファエル?私だガブリエルだ。外は寒いから空けてくれ」
「うぉっ!吃驚した…君達もか」
ガブリエルは、戸惑い冷めた紅茶を一口飲んでからディゾンを部屋に入れた。
「うぉぉ、巨乳…ムッハァァーッ!!」
ウィルの目は輝いて胸の視線しか見えなくセリーヌに叱られた。
「目が変態よ…」
ディゾンは、黒コートをクローゼットにかけて部屋を腰掛けるとガルタゴ=ラファエルは破廉恥そうにディゾンを見て、書斎にガブリエルを案内した。
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