第Ⅱ章五賢帝の登場

9/13
前へ
/203ページ
次へ
生きてきた中で、初めて快感を得た。 あぁ…快楽を 気持ちいぃ… ディゾンに抱きつかれジャックは、腕を回してディゾンの胸を掴んだ。 『戦いの中で女の乳は生き血だ。特に、巨乳美女のパイは最高!!』 アームズ・レヴァテインも眠ったままジャックの意思のもと動きを停止していた。 ウィルは、同じようにアルノス・アルガバード出身の英雄を夢見て俺と行動を共にしていた。 ジャックは、人間らしさに憧れており、こんな身体になったが5年前までアニーター・スキルソンを倒した英雄として皆からちやほやされ一躍人気者となった。 「ウォーカー君、私はね…ルーラシアの剣客だけど貴方のお父様ヴォルティス・ウォーカーの所在なら知っている」 「お、親父の場所!?」 「えぇ…世界の東に東洋人が暮らす場所があって度々そこを訪れてはルーラシアに報告しているのを2ヶ月前の応接室で見かけたことあってね」 「黄金の国ジパングに居るんだな?親父」 ディゾンは、露天風呂を楽しんでからガブリエルに会いに行った。 ジャックとウィルも風呂上がりしてからコーヒーを飲んでから深夜にローデンベルクを出発した。 レン平原 ひたすら平原が続くなか馬を使って平原を走りアレンゼェルグを目指すことにした。 アレンゼェルグ 廃墟と化したアレンゼェルグをジャックは、見て中央に聳える塔に入った。 焔の塔 アームズ・レヴァテインが活発化してジャックの灼眼も燃えるような熱さで塔の全体を透視した。 「お…奥に…居る…あ、あ…アイツが…俺を…こいつを…」 塔にはティグレトが居ると言うことは分かった。
/203ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加