第Ⅰ部炎の騎士と蠢く陰謀

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ケイティは、赤髪のスタイルの良い女性で、ウィルはその美しさに一目見たときに一目惚れしてしまいそうになった。 「ケイティ、こっち来てよ」 ウィルは手をあげて荷物を置いて腰から短剣を机に置き、深呼吸してケイティに言った。 「ケイティ、俺と付き合ってくれ!」 「え…えぇ!私、私で良ければお付きあいさせて貰っても良いですよ。」 「待て!」 怪しい黒フードの男が、剣を構えたままケイティを人質にし逃げようとした。 「助けてよ!ウィル」 ケイティは捕まり、ジャックはレヴァンテインを抜き、『剣の英雄』として力を解き放った。 『クフフフ…私を使うとは貴様血迷ったのか?さもなければ私を使おうとしないぞ』 インフェルノ・ア・フレイムハートを使うのに炎の騎士アームズ・レヴァテインがジャックの内なる心から語りかけてくるのをジャックは聞いていた。 「炎の災厄を使うとはなると俺は地獄逝きかな…まぁ、フレイムハートと契約するのは間違ってなかった。」 「この女を助けたいのか?英雄」 バトルVS黒フードの男 「インフェルノ・ア・フレイムハート」 「ぐぼぉぉぉぉ!」 黒フードの男の正体が分かると背中から炎による魔力で、剣を抜いて真の力を解き放った! 「ジャーーック・ウォーカー!!貴様もフレイムハートであったのかッ!私を誰だとは言わせるぞ」 「覚えてるぜ。ティグレト・マリナス御前のせいでアームズ・レヴァテインを体内に宿してしまったことをなッ!秘密組織シオンのボスだ…昔、アニーター・スキルソン討伐の命が降された日の事だ。アイツが、俺を誘拐して魔神を呼び出したが不発に終わり代わりに俺の内なる心に魔神が宿ったんだよ…」 バトルVSティグレト・マリナス(一回目) 「龍痛快閃」 剣を構えたまま、左足で踏み込み三回連続で斬る。 「アクアシャワー」 セリーヌが、杖で水を呼び出し、水を高めてから洪水の如くティグレトを飲み込んだ! 「ロード・オブ・エデン」 剣と銃で、瞬足で斬ってから銃でエネルギーを充電して剣で放つ技だ! 「死ぬぞ!ハマー・ボマー」 短剣を盾にして、手先良くティグレトの攻撃の隙を作った後にジャックの番だ。 「一変死んでみなきゃ御前の性格は変わらないなッ!インフェルノ・ア・フレイムハート」 燃え盛る煉獄の炎と無数の斬撃がティグレトを粉砕した! 「ぐぅぅ…あ…」 ティグレトを倒してケイティを助けようとした時にジャックが睨んだ。
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