第Ⅰ部炎の騎士と蠢く陰謀

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世界の南に位置し、貿易が栄える街で、ここの神殿に用があった。 砂漠のブラックマーケットでは多種多様な物品が品揃えが良く、店も繁盛している。 井戸水前に、三人は並んで水を飲んで神殿に行くのに歩いていった。 ペルシャ様式の家が立ち並び絢爛豪華な王国だなぁ…と感じさせるのであった。 神殿に行くのに、ウィルは蒼白な表情で咳だす時に血を吐くのを見たジャックは左手に火を宿して、ウィルに火を移した。 「……ッふぁ、ウィルがフレイムハートになったのは俺達に非がある。セリーヌ?御前も注意しろよ…火の臭いは俺とウィルが分かるから片時も離れるな」 「えぇ!流石にさぁ…風呂もね?」 「言ってみれば四六時中セリーヌと一緒ってことだ」 パチッーンとビンタの音がしてジャックの頬にセリーヌの手のひらがくっきり痕があった。 「ジャック?あんたは変態なの」 そう突き付けられ、一人でどっかに向かった。 「好きにしろ、パツキン美女が…」 ジャックも不貞腐れた態度でウィルを連れて神殿の前に来たのだ。 テルヴェルア神殿 「…くッ!!」 剣を抜いて、火の力を解き放ったのを見て誰かが拍手した。 「エリアーディアスさん!ウィルを…火の刻印を解いてください」 頭を下げるジャックは、エリアーディアスにウィルを助けて貰えないか?と聞いたところ三日ぐらい係るというのでジャックは宿屋に戻っていった。
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