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俺に興味を持ってくれた女性。
名前は
安田涼子。
俺より2つ年下らしい。
健一が…
「凄くいい子だから、ちゃんと返事して話せよ‼」
力強く俺に言っていた。
電話を切り、メールの画面を呼び出す。
『話すって言ってもなぁ…』
自分のボキャブラリーの少なさに…
ちょっと情けなくなった。
《返事遅くなってすいません💧
何を話していいものやら…
ボキャブラリーが少ないんで…
話題をふって貰えると…
非常に助かります💦(笑)》
素直な気持ちと、ちょっとしたおふざけを混ぜたメール。
『まぁ…こんなもんだろ…って言うか…これが限界…』
恋から逃げ出して1年…
何処かで女性を疑ってしまう自分がいた…
会話をしても少し距離を取る。
そんなスタンスが当たり前になっていた。
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