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魅音『お、圭ちゃんとレナおはよう!』
圭一、レナ『おはよう~』
沙都子『圭一さん、今日は遅刻せずにこれたんでございますわね。』
梨花『みぃ~、圭一えらいえらいなのですよ~』
といいながら、圭一の頭を撫でる梨花。
魅音『じゃあ、全員揃ったことだし 出発しようか!』
圭一『…魅音? その玄関に置いてる馬鹿でかい荷物はなんだ?』
魅音『もちろん 圭ちゃんにもってもらう荷物だよ!』
圭一『……こんなもん 一人でもてるかぁああ!』
魅音『じゃあ、圭ちゃんはか弱い乙女達に 荷物を持たせる気なの…?』
圭一『……レナや、梨花ちゃんはそうだとしても 魅音や沙都子はどうみても 乙女じゃないだろ!』
沙都子『まぁ 圭一さん、レディに対してなんてこといいますの!』
魅音『そうだそうだ~! ぶぅーぶぅー』
圭一『わっーたよ! 持てばいいんだろ持てば!』
魅音『よーし! じゃあ出発ー!』
………ハァハァ。
梨花『…みぃ、圭一 大丈夫なのですか…?』
詩音『圭ちゃん、梨花ちゃまに心配かけたら駄目ですよ! なんなら半分持ちましょうか?』
圭一『…ありがとう、梨花ちゃん、詩音… これぐらい屁でもないぜ…!』
と強がった圭一だが、自分の荷物+何㌔あるか わからないぐらい重い荷物で 足がだんだん前にでなくなっていた。
魅音『あ~もう圭ちゃん! 仕方ないなぁ~。
ほら、半分貸して!』
圭一『魅音わりぃな…。さすがにこれだけの量は堪える…。』
魅音『…圭ちゃん、まだ着いてもないのに そんなにバテててどうすんの!』
圭一『ハハハ… そうだな』
羽入『あぅあぅ☆ 裏山の入口についたのですよ』
圭一『…早くいこうぜ』
圭一が歩き始めた瞬間!
……どんっ!!!
圭一『うわぁぁああ!』
圭一は深さ2Mほどの落とし穴に見事にはまった。
沙都子『…圭一さん?』
圭一『……沙都子、何も言うな…!』
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