夏の始まり

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魅音『……なっ… なんで詩音と一緒に寝ないといけないの!』 詩音『別に双子なんですから、いいじゃないですか♪ それと圭ちゃんと寝る時は、もっと緊張するんですからねー?』 魅音『ば…ばか詩音!』 詩音『冗談ですってお姉ぇ♪』 詩音のやつ… 私の気持ちも知らないで…。 本気で圭ちゃんのこと好きなのに……。 詩音『じゃあ、もう寝ましょうか お姉ぇ』 魅音『電気消すよ~』 パチッ …… 詩音もう寝た? ………。 詩音のやつよく寝れるなぁ…。 もっと積極的になりたいなぁ…。 -次の日- 母『圭一~、いつまで寝てるのー? もうお昼よ』 圭一『…ふあぁ~ ふぅ… カーテンが閉まってたらまだ夜みたいだぜ…。』 パシャ!! あちぃな…。 そういや、俺がテントとか運ぶんだよな…。 ちょっとだけ走ってくるか。 タッタタッタタッタ 母『圭一おはよう、ご飯早く食べちゃって。』 圭一『いただきますー』 ~~~~~~~~~~~ 圭一『ごちそうさまー』 圭一『ちょっとだけ走ってくるー』 母『あ なら、帰りでいいから 魅音ちゃんのとこにいって、お醤油もらってきてくれない?』 正直いって 走りにいくのにそんな瓶を持ってたら邪魔でしょうがない。 圭一『…一回 家に帰ってからでいい?』 母『急ぐこともないし いいわよー』 ガチャ… バタン! 軽く走ってたつもりだったが、食べたあとなので 横っ腹がきつい…。 少し休息してから 走るべきだったかな…。 走ってる最中にレナに会った。 レナ『あ! 圭一君、なんで走ってるのかな? かな?』 圭一『おう、レナ! 食後の運動がてらにちょこっとな!』 レナ『圭一君、お腹が痛そうなんだよ! だよ!』 圭一『……これわ、食べた後に走ったから 横っ腹がちょっとな!』 レナ『はぅ…。圭一君 食べたあとすぐに走ったら 駄目なんだよ! だよ!』 圭一『おう…、いま痛感してる…。』 レナ『圭一君、走り終わったあと暇なのかな? かな?』 圭一『んーっと、魅音の所に醤油を貰いにいった後なら 暇だぜ!』 レナ『じゃあさ、一緒に宝探しでもどうかな? かな?』 圭一『おう! いいぜ!』 レナ『じゃあ、圭一君の家にいって お醤油の瓶を取りにいこ!』
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