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僕の仕事はデザイナー。
頭ん中にあるキャンバスに色んな色を乗せて、服をイメージしてゆく。
目をつふれば、そこは壮大なキャンバス。
僕のデザインした服でキラキラ輝き、笑顔で満たされたモデルさんや一般の人を見ていると、なんて言うんやろな~あー、ほんまにデザイナーやっててよかったなぁ~って。僕のほうが、ほんわか、温かい気持ちになって、キラキラ輝けるような気がするんよ。
僕は、ほんまにデザイナーという仕事が大好きや。天職やと思っている。
人の笑顔を見ていると、自分まで幸せになれるんやもん。
あと…結婚した後も、この仕事を続けることを容認してくれた亮にも感謝やね。
物分かりのいい旦那様というのは、本当にありがたい存在なんよ。
「おら、安!なにぼーっとしとんねん!今日はイベントの打ち合わせがあんねんぞー。デザイン画を忘れたりしてへんやろなー!」
「あはっ、渋やんったら。ちゃんと用意してるってば!」
げらげら笑いながら、2人で向かったプレゼンの席。
やって…。よもや、あんな予想外の出来事が起こるやなんて思ってもみなかったんやもん…。
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