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サソリ「…って、いきなり言われてもな」
デイダラ「はい、はーい。オイラに言わせろ、うん!」
サソリ「いきなりでも答えられるところが馬鹿なんだよな…」
デイダラ「このメンバーで戦隊を結成しようぜ」
鬼鮫「では、その前に特徴となる色を決めなければいけませんね」
イタチ「なんだ、鬼鮫。随分詳しいじゃないか」
鬼鮫「実は子供時代によく私も見てたんですよ」
イタチ「…鬼鮫の子供時代…」
飛段「オレなんか子供じゃねーのに今も尚見てるぜ」
サソリ「お前はいいんだよ…出てこなくて」
デイダラ「それならオイラが決めておいたぞ。まず、リーダーとなる赤レンジャーはオイラだ、うん」
ペイン「あの、暁のリーダーはオレだから赤レンジャーもオレじゃないのか?」
デイダラ「心配しなくても、リーダーは青レンジャーにしてるからさ」
ペイン「あっ、青レンジャーならいいや」
サソリ「妥協した!青レンジャーの器で…」
デイダラ「他のみんなはこの紙に書いてるぜ」
“イタチ→黄レンジャー”
“鬼鮫→黄土レンジャー”
“飛段→緑レンジャー”
“角都→紫レンジャー”
“サソリ→桃レンジャー”
“小南→茶レンジャー”
“トビ→橙レンジャー”
“ゼツ→黒白レンジャー”
小南「ちょっと待ちなさいよ。どうして私が茶色なのよ。っていうか若干ギャグになってるのは気のせいかしら?」
トビ「本当だー、チャレンジャーになってる(笑)」
サソリ「って、なんでオレが桃色なんざ色になってんだよ」
小南「いいじゃない。サソリン桃色なんて…私なんて茶色よ(泣)」
サソリ「そう考えると桃色でよかったかも…」
イタチ「黄レンジャーって…なんかごろあわせ悪くないか?」
鬼鮫「私は黄土色ですか…」
イタチ「せめて黄色にしてくれないか?」
鬼鮫「私は黄土色……」
イタチ「それかイエローではどうだろうか?」
鬼鮫「私は………」
イタチ「ゴールドでもいいな」
鬼鮫「…………」
サソリ「ついに鬼鮫の会話が止まった。どんだけ絶望的に追い込まれたんだ。ってか、イタチも察してやれよ…」
ゼツ「ボクたちは黒白レンジャーだって」
「何故コンナ地味ナ色ナンダ?」
一同(いや…これは反論しようがないと思う…)
角都「唯一、オレたちコンビが普通でよかったな」
飛段「えー、オレ緑嫌だぞ。赤レンジャーがよかったー」
角都「黙れ!今ここでその台詞は禁句だ。殺されかけないからな…」
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