始まりの朝

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最後に掴んだのは、勝利の喜びではなかった。 あるいは、絶望。 あるいは、虚無。 あるいは、終焉。 またあるいは、始まり── 解放されたことで芽生えた安堵を、早々に摘み取ってしまうかのような 痛み。 _
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