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君と僕
written by Atoda Shoi
compose by Atoda Shoi
雨が上がって 空を見上げた
茜色に輝く夕陽が射し込んだ
湿った空気と風が入り混じり
何も知らなかった頃 思い出した
君はもう覚えていないだろうね
一番最初に交わした言葉なんて
曇りのない真っ直ぐなその瞳で
名前さえもまだ知らなかったのに
いつか僕らがまたこの場所で
愛を誓える日がやって来たら
何も言わずに優しく抱きしめ
強く、強く、その手を握りたい
いつもと変わらない景色なのに
君といるだけで特別に感じる
遠くからでも思いを伝えられる
便利な時代になった今だけど
忘れちゃいけない当たり前には
簡単に気づけなくなって行くね
お互いを思いやれない悔しさ
自分のことで精一杯になって
訳もわからず傷付け合っては
弱い、弱い、自分が嫌になる
何度も何度も終わりにしようと
君を忘れようとするけれど
だけど結局離れられなくて
また君に会いたくなるよ
いつか僕らがまたこの場所で
愛を誓える日がやって来たら
何も言わずに優しく抱きしめ
強く、強く、その手を握りたい
誰もがこんな風に色を感じて
鮮やかに毎日を見ていられたら
大切な人と愛し合える喜び
いつも楽しい訳じゃないけど
ずっと、ずっと、その手を握りたい
こんなふたりでいいと思うんだ
磁石のようで不器用な君と僕
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