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今巷で流行のメイド喫茶
いつかは行ってみたいとか思うてたけど、小心者の俺はなかなか踏み出せず
だって何か恥ずかしいやん？
いつも秋葉原まで出てきても電気屋眺めて帰るだけ
でも、一歩踏み出してみるのも大事やと思うねん、俺
せやから今日こそ行ってみようと思う
あーでも店いっぱいありすぎてようわからん･･･
もう近くのでええか
俺がいたところの脇のビルに入っているらしいメイド喫茶に行くことにした
緊張する･･･
｢お帰りなさいませ、ご主人さま｣
とかやっぱり言われるんやろか
楽しみと緊張が一気に押し寄せてくる
いざ･･･
俺は思い切ってドアを開ける
カランカラン
という普通の喫茶店のような音が鳴ったかと思うと
バシッと頬に衝撃が走った
｢え･･･？｣
｢おっそい!｣
は？
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