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無事降りれた。
だが休む暇なく次の行動に移る。
「志保、行くぞ!」
「うん」
席を立ち振り返ると志保がコックピットの扉を開けて待っていてくれた。
そして全速力で走りだす。
コックピットを抜け、ファーストクラスを通り抜ける。
チラリと後ろを見ると志保が頑張って着いてきている。
再び前を向き下に降りる階段に差し掛かる。
何段飛ばしかわからない程早く降りる。
そして右に曲がる。
すると搭乗口が見えた。
だが走るスピードを緩めない。
そして搭乗口にたどり着く。
2秒遅れで志保も来る。
「行くよ」
息を整えながら頷く志保。
それを合図に一気に非常レバーをいれた。
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