第11章

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ーゲーム会場ー 志保は見せられた鍵が何か解らなかった。 「家の鍵?」 志保の予想外の答え。 「違うよ!!」 鍵をポケットになおす。 「じゃあ何の鍵?」 「それは後のお楽しみだ」 里美をチラっと見る。 立ち上がり扉をくまなく見ている。 何をしてるんだろう? 「そろそろ時間なのに、おかしいなぁ…」 志保が腕時計を見て言った。 「そうだな…。もう10分たつのに…」
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