第11章

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……… 「どんなゲームなの?」 ”はい。このゲームの直訳は生か死かです。その名の通り、生きるか死ぬかがこのゲームで決まります” 「これで最終決定か?」 少し間が空く。 不自然だ。 ”はい。全て終わりです。生き残れれば帰れます” やっと終わるのか… テーブルが稼動する。 また何かがせり上がってきた。 透明の箱に入れられた拳銃。 箱の上には小さなスライドパズルがついている。 ”今からそのスライドパズルを解いて頂き、中に入っている拳銃で人を撃ってもらいます。ただし撃つのは1人のみ。誰か一人でもパズルが解けた時点で、他の人の箱はパズルが解けても開かなくなります” 小さなスライドパズルの上に見本が張り付けてある。 どうやら子犬の顔のようだ。 ”では始めます。3、2、1、スタート!”
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