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そんな姿を見ていると天草が小声で「残念だったな…」と耳打ちしてきた。
そう言われてオレは天草の肩に手を置き力をいれた。
「わ、わかった!オレが悪かった!」
「ど、どうしたの、天草くん!?」
「こっちの話しだ。なぁ~?」
そう言って天草を見た。
「あ、あぁ……」
そんな感じで楽しい時間が始まった。
――――――。
――――。
――。
「汐月、ちょっとオレ別荘に戻るから荷物番頼む」
「あぁ、了解」
オレはそう言って顔にタオルを被せた。
【ハァ…来るだけで疲れた……】
そう思いながら寝ころんでると―――
「ねぇ……」
そんな声が聞こえてきた。
顔に被せておいたタオルだけとり、横を見てみた。
そこにいたのは……
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