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「あぁ…隣街から来たんだ」
「隣街って…キミも柏乃から?」
「キミも?……って君もか?」
「偶然ですね…」
「そうだな…」
【まぁ、ビーチだし、よくある事だな……】
少しだけ沈黙していると……
「「まさかっ!?」」
「優儀か?」「奨か?」
オレは頭に浮かんだ名前を言っていた。
起き上がった事により顔に被っていたタオルが落ちた。
そこに立っていたのはやっぱり奨だった。
「世界は狭いな…」
「なはは…」
お互いに笑ってしまった。
「あの子と2人で来たのか?」
「後輩とかも一緒だ」
【さっき遊んでた子が後輩かもな……】
「オレは天草とクラスの女子と泊まりでここに来てるんだ」
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