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「……うん」
私は今できる自分自身を態度に出した。
【私…今どんな顔してるんだろ…】
そんな事を思っていると悠子が「何、どうしたの?」と近づいてきた。
それから少しだけ3人で話をした。
「凪沙、喉乾いたし海の家でジュース買ってこようか」
「……うん」
私は悠子に言われて立ち上がった。
「汐月くんは何か飲む?」
「大丈夫だ」
「じゃあ、行ってくるね」
私たちはパラソルを離れた。
「……別荘で話してくれた話しの人って汐月くんでしょう?」
悠子は歩きながらそお言ってきた。
「……違うよ」
「別に隠さなくてもいいよ」
そう言ってくれた悠子の目を寂しそうだった。
だって悠子もユウくんの事が好きだったから……。
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