目覚め

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夜、ベッドの中目をつむっていたがなかなか眠れずにいた。夕方みた修一に似た人の事が頭を離れない。 「修一……」 思わず修一の名前を呟いた。あれはただの見間違いだったのだろうか? 突然の頭痛に倒れ目を覚ました時、純子は修一の顔を思い出していた。 「修一は?」 誰かに聞きたかった。 でも誰も修一の話を一切しない。皆純子に気を使って話さないのだ。 これ以上修一のことで純子が苦しめられるのは辛いだろと。
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