222人が本棚に入れています
本棚に追加
/90ページ
夜、ベッドの中目をつむっていたがなかなか眠れずにいた。夕方みた修一に似た人の事が頭を離れない。
「修一……」
思わず修一の名前を呟いた。あれはただの見間違いだったのだろうか?
突然の頭痛に倒れ目を覚ました時、純子は修一の顔を思い出していた。
「修一は?」
誰かに聞きたかった。
でも誰も修一の話を一切しない。皆純子に気を使って話さないのだ。
これ以上修一のことで純子が苦しめられるのは辛いだろと。
最初のコメントを投稿しよう!