金子清十郎編

5/7
前へ
/7ページ
次へ
………… ……!?…… 『…え…?』 向こう岸から歩いてくる人の中に周りより小さめの人を見つけて、あいつみたいだなーなんて見てたら… ……金沢……? 『………』 そんなわけがない。 ここは東京だし、平日。 ましてや原宿の昼間。 地元進学した彼女が居るわけがない。 居るわけないのに。 一瞬ですれ違ったその人は、 あまりにも… あまりにも彼女に酷似していて。 心臓がドクンと大きく一度だけ脈打った。
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加