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「ま、いつものメンツだな!」
またもこちらに同意を求める眼差し、むしろ有無を言わせないような屈託の無い瞳で訴えてくる憲次。
いつものメンツ、とは憲次、私、百合枝、ともう二人部活で一緒の哲、友也だ。それにたまに顔を出すのが、修平と絵美、といった所か。
私も百合枝も男っぽい性格のせいか、男子といる方が気が楽だ、とよくこのメンツでつるんでいた。
「ん、わかったわかった。まあ何か考えといて」
私がそう言うか、言わないかのうちに憲次は、花火もいいなーとまた自分の世界へ帰っていた。
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