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「えっ!?」
驚いたように自分を見下ろすと
全身白い服を着ており、タマの中にいた自分によく似た白血球の野郎を思い出した。
黒いブーツはいつもと同じで、腰には沖田同様黒ベルトに剣がぶら下がっており、背には青いマントが広がっていた。
見れば土方は銀時とは反対に全身黒っぽく、赤いマントを付けて横たわっている。
「なにこれ、もしかしてこれアレ?
Owii?Owiiなのか?
バーチャル世界なのか?
誰かそうだと行ってくれぇエエエ!!!」
頭を抱え叫ぶ銀時
「…るせぇなァ…」
低く、大層機嫌が悪そうな声が響く
顔に掛かっていた白いスカーフを剥ぎ取り、土方はムクリと上半身を起こした。
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